satetsu’s blog

マレーシア 赴任中の会社員。家族との思い出を綴ったブログ。

インドアでアートな娘

明日とうとう、2週間の隔離生活

(コロナにかかってるわけではないので、

正確には検疫生活)が完了する。

 

さて、それとは関係ないが、

我が家の子供達のすごいところに

気づいたので、忘れる前にメモして

おこうと思う。

 

我が家の子供たちはインドア派だ。

特に娘は外で遊ぶことを好まず、

休日に外出したがらない。

休日はアウトドア派な私は

子供たちと出かけるのにも

交渉が必要で一苦労。

 

特に娘はペーパークラフトが趣味だ。

紙や箱を使っていろいろなアート作品を

作ってきた。

 

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娘が年中くらいに、保育園で空箱アートに

ハマったと思う。

娘が保育園の年少の時に、家庭の空箱を

保育園に集めて、

工作に使う取り組みが始まった。

 

思い返すと娘が空箱アートに没頭するのに

時間は必要なかった。

空箱を集める取り組みが始まると同時に、

娘は毎日作品を持ち帰るようになった。

毎日だ。しかも我家が持っていく箱の

数倍もの箱を使ったアート作品を

持って帰ってくる。

 

作品はガチャガチャ、自動販売機、

UFOキャッチャー、エレベーター、

ドールハウス、カメラ、船、車など

多岐に渡った。

お菓子の箱、ストロー、紐、

トイレットペーパーの芯などを

うまく組み合わせていた。

年齢を重ねるごとに娘の作品は凝っていった。

ガチャガチャは回せるようになり、

自動販売機はボタンを押すと缶が出てきた。

ただし、娘は飾り付けにはあまり興味が

ないらしく、箱のパッケージはいつも

剥き出しだった。

折り紙やペンで色付けすることは

ほとんどなく、例えば「バーモンドカレー」

と大きく書かれたドールハウスだった。

 

保育園の個人面談では私と妻で臨んだが、

先生に娘のアートをほめらた。

娘は、「箱の形を見てそれをどんな作品に

具現化すべきがすぐに思いつく」と。

その箱はどんなアート作品にされるのを

望んでいるか、その日に集まった材料を

見渡せば、娘には一目でわかると。

 

結局、各家庭から回収された空箱は

ほぼ全て我が家に回収された。

 

小学校に上がった娘は今でも、

アートを続けている。

プラ板や折り紙は日に日に腕を上げている。

子供用雑誌も、付録の少ない

「小学1年生」より紙工作の付録の

充実した「幼稚園」を恥じることなく選ぶ。

 

そして、今アトリエに通っているが、

その先生は娘を「豪快」だと評する。

絵画では何の迷いもなく色を塗っていくと。

思い切りがいいと。

作品の仕上がりは周りの子供達よりも

一足早くできあがる。

 

そして実はここからが私の言いたいことだ。

娘のこの趣味は将来にわたって

「最強」だと気付いた。

 

雨でも、コロナでもこの趣味は続けられる。

家族とでも、友達とでも、一人でもできる。

お金がなくても、この趣味は一生続けられる。

特にお金がかからず、一生できるのは最強だと思う。

 

これから日本の経済が停滞して、貧しくなっていくかもしれないが

この趣味がある限り、娘は幸せに生きていけるだろう。

 

そんな趣味がある、娘が羨ましいと思った。