マレーシアで飲茶 10/18,2020
マレーシアに来て約1カ月と一週間が経った。
2週間の強制隔離もあったので、実際にマレーシアの生活に触れたのは3週間ほどだ。
今日の朝、念願の飲茶(ヤムチャ)に行ったので、その内容を報告する。
職場の人に隔離期間空けに、[今度飲茶食べに行こう]と言われてからずっと食べたかったのだ。
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Wikipediaによると飲茶とは、中国広東省、香港、マカオを中心に行われている習慣で、
中国茶を飲みながら天心を食べること。
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とある。
どうやら飲茶は食べ物を指すわけではなく、
習慣を指すようだ。
朝9時に職場の人の車に乗せてもらい、ホテルの近くの飲茶の店に行った。
店は朝から降っている土砂降りの影響もあってか、空いていた。
店内は4卓ほどの丸テーブルがあり、そんな大きくない個人店だ。
店の前に小型のセイロが積み上げられていた。
店の人がすぐに、セイロを数種類開けてくれた。
10種類ほどの蒸し料理から、食べたいものを選んでいく。
エビの小籠包、焼売、饅頭のようなもの、中華おこわ、すじ肉の煮込み、
魚のすり身料理、ひき肉の料理などがあった。
一通り注文したと思う。
ビーフンも勧めてきたらしく、
ビーフンも後から運ばれてきた。
また、セイロが並んだものの隣に
肉まんや蒸しパンなどが並んだものもある。
そこで肉まん(中国は大包;ダーパオという)と蒸しパンも頼んだ。
ちなみに大包は日本のコンビニの肉まんの2倍以上の大きさがあるがたったの4.5リンギットだ。
早速席について食べた。まずは小籠包。
うまい。具はシンプルにエビだけだった。
でもスープも閉じ込められていた。
焼売や大包もとても熱々で美味しかった。
大包は日本のコンビニのものとは比較にならない美味しさだ。
すぐにお腹いっぱいになった。
一緒に運ばれてくる中国茶はジャスミン茶のようなものでお猪口のようなもので飲む。
大きな急須を丸ごと置いておいてくれ、
なくなったら店員が追加してくれる。
中国赴任経験のある職場の人が
「本場ではみんなお茶を知人と酌み交わし、
朝ののんびりした時間を過ごす」
と教えてくれた。
いざお会計になると、一人当たり、
たったの12リンギット。
300円程度。お茶も飲んで、すごいお腹いっぱいになったのに。
これならかなり気軽に来れる。
もっと美味しい店がテブラウイオンの近くに
あると言うので、
リサーチしておき、家族がきたら休日は
朝の定番として行きたいと思った。
飲茶の習慣、こちらではハマりそうだ。